実験屋の覚書

とある実験屋です。PC関連で気になったことをメモしていきます。

Ubuntuのセットアップ1: Macキーボードの設定

はじめに

デスクトップPCにUbuntuをインストールしたので、その初期設定の覚書。メインはMacを使っているので、使用感を同じにしたいということで、Apple Wireless Keyboardを使います。レイアウトがちょっと違うので、自分なりにアレンジしました。

PC環境

まずはPCの環境

  • OS: Ubuntu 22.04 LTS 日本語 Remix
  • Apple Wireless Keyboard (US)

今回はUbuntuのインストールの際に日本語Remixを使用し、初期設定の際にも基本的に日本語を使用した。

日本語入力を可能にする

設定 > キーボード > 入力ソース で、キーボードを以下の順番に追加する。

  1. 英語 (US)
  2. 日本語 (Mozc)

右上のメニューバーの、"en"とか"あ"とか出ているアイコンをクリック。 日本語 (Mozc)を選択した後、入力モードのひらがなを選択する。

あとは 'Ctrl + Space' で切り替えれば、日本語と英語を切り替えられる。('Super + Space'の場合もある。'Supar'はMacキーボードの'Commad'にあたる。)

メニューバーの言語設定

Caps Lockを全角/半角に変更

CapsLockは任意のキーに変更できる。Ctrlに変更するのがよく紹介されているが、個人的にはCapsLockの位置に全角/半角があると便利なので、その変更を行う。

まずはkeycodeの確認。ターミナルで以下のコマンドを実行し、CapsLockのkeycodeを確認する。今回は66。

xev

xevの実行画面

ホームディレクトリで、以下のファイルを編集する。

vi ~/.Xmodmap

! CapsLock -> Zenkaku/Hankaku
keycode 66 = Zenkaku_Hankaku

xmodmap .Xmodmap

.bashrcに以下を書き込んでおく。

vi ~/.bashrc

xmodmap .Xmodmap

xmodmapが見つからないと言われた場合

一度ログアウトして、ログイン画面の右下の歯車マークを押下。"Ubuntu (on xorg)"を選択する。"Ubuntu on Wayland"だとうまく動作しない。